2011年08月12日

João e Maria日記(6)

夏休みです。
今日は久しぶりに大学の後輩と飲みに行きました。

曲紹介の続きです。

6.Aos Pés da Cruz / 十字架のもとで
ボサノヴァよりも古くに出来た曲。
ジョアン・ジルベルトやジョイス、バーデン・パウエルなど本当に
たくさんの人がカバーしています。
私はバーデンとファビアーナ・コッツァの演奏が好きだったので
少しゆっくりめをイメージしていたのですが、ピアノのレアンドロの
アイデアで早めバージョンになりました。
ゼのベース・ソロがあるのですが、さすがにルイザォンの血を引いて
いるな〜と感じさせるソロで最高です。


7.Por Causa de Você / あなたのために
ジョビンの美しくて幸せな曲。
3曲目の「João e Maria」と同じピアノとチェロの編成。
これはイメージが完全に出来上がっていたので、想像通りの素晴らしい
仕上がりで、チェロのラインを聞くたびに美しい青い光が見える気が
します。
余談ですが、日本では「ブルー」というとマイナスイメージなのですが、
ブラジルでは「アズー(青)」は美しいとか素晴らしいというイメージです。


8.Vestido de Bolero / ヴィスチード・ジ・ボレロ
好きな作曲家ドリヴァル・カイミの曲。
軽快なメロディが好きで、ライブで時々歌っていた曲です。
打楽器にヘピニキ・ジ・マォンが入っているのですが、楽器の入りが絶妙です。
じつはこの入りのタイミングは、ミックスをしたカルロスのアイデア。
曲の頭でも、編成の変わるところでもなく、この発想は楽器の特性とリズム、
曲と歌詞を熟知したブラジル人ならではだと思って、関心してしまいました。
短い曲なのですが、各楽器ともに遊び心が詰まって楽しい曲です。
posted by よさち at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | CD製作日記
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